好き嫌いというオリジナルの優位性〜すべては「好き嫌い」から始まる

2020.06.27 (土)

好き嫌いというオリジナルの優位性

自分の好き嫌いに、もっと敏感になった方がいいという話。どうして自分の好き嫌いに敏感にならなくてはならないのか。それは競争戦略上「好き嫌いを自覚している」というのが有利だからである。

 

 

「好き嫌い」と似ている概念で「良し悪し」というのがあるが、「好き嫌い」と「良し悪し」は別物である。「良し悪し」とは、一般的な正解のことをいう。勉強をして身につけられる知識が、「良し悪し」である。何が正解で、何が正解でないのか。

 

 

例えば家を買うとしたら、どのタイミング買ったらいいのか。どこに家を買うのがいいのか。どこの業者から買ったらいいのか。これらの問いに対する一般的な正解が「良し悪し」である。

 

 

けれど、これに個人的な見解を盛り込んでいくと、それは「好き嫌い」になる。20代で家を買いたいのか、30代で家を買いたいのか。東京周辺に買うのか、東北地方に買うのか。セキスイハイムから買うのか、ミサワホームから買うのか。これらはすべて、個人的な見解であって、「好き嫌い」である。これらに正解はない。誰かに正解を聞いても「あなた次第でしょ」と言われてしまう。

 

 

この「好き嫌い」を突き詰めて言ったらいいのではないかというのが、この本で著者が言ってるところである。というのも、「好き嫌い」を自覚していることは、その人にとって有利だからだ。

 

 

「好き嫌い」が盛り込まれている話というのは、聞いていて面白い。単なる正解だと薄い知識でしかないのに、そこに「好き嫌い」という個人的な見解が含まれているだけで内容に厚さが感じられるし、味で言うところのコクが含まれることになる。

 

 

というのも、正解を聞いているだけだと、面白くないからだ。世の中には情報が溢れている。何が正解で何が正解でないかなんてのは、スマホを少し操作すればいくらでも検索される情報だからである。

 

 

どうすれば子育てがうまくいくのか。どうすれば子どもが素直に成長するのか。多くの人が正解と言い張るものを垂れ流している。それらの情報は、検索すればいくらでも出てくるものである。

 

 

そんな、人から聞いた情報を話していたのでは、話に面白みがない。ともすれが嫌味にすらなる。「こんな事も知らないの?」「こんな事を教えてあげる」というマウンティングになりかねない話し方である。

 

 

けれど、そこに「個人的な見解だから」とか、「これは自分の好みなんだけど」という含みが加わると、嫌味のない、しかも面白みのある、聞いていてつまらなくない情報となる。というのも、それらは正解では無いからである。あくまで個人の意見だからである。正解はスマホで検索できるので、わざわざ人から聞く必要もない。そうなると、人から話を聞く価値というのは、「好き嫌いを含む話だからこそ」ということになる。

 

 

好き嫌いを身につける方法

 

 

「好き嫌い」を身につけるにはどうすればいいのか。知識は必須ではないけれど、あった方がいい。料理と同じで、使う使わないに関係なく、材料は多くスタンバイされていた方がいい。材料が多くあった方が、料理の選択肢は広がる。ただし材料はあくまでも材料。作るべきものは自分の見解である。

 

 

「好き嫌い」を身につけるには、考えることが必要である。考えなくても、ただぼんやりとした「好き嫌い」であれば自然と身につくこともある。けれど、はっきりとした「好き嫌い」の自覚となると、考えることを抜きにしては難しい。頭のなかにあるぼんやりとしたものを、言語化しなくてはならないからである。

 

 

人に話すのでもいいが、話し言葉は口から出た瞬間に消えてしまう。目で見えないので、具体性に乏しい。僕は書くのがいいと思う。ノートにでもとるのだ。文字で書いて、残るようにするのである。残るようにしていつでも見られるようにしておけば、考えるのも楽になる。

 

 

「こっちとこっちを組み合わせてはどうか」とか「こっちとこっちは同じだから1つにまとめてはどうか」「これは意味を複数、含んでいるから二つに分けよう」などと、立体的に考えることができるようになる。

 

 

この作業の中で、自分の好き嫌いがはっきりしてくる。考えの断片を組み合わせ、あるいは分けてみて、自分の中のもやもやに合うように形や大きさをそろえる。そのうえで、ピッタリと合うような言葉にしてみる。

 

 

ここまで来ると、「あ、自分は〇〇が好きだったのか」とか「自分が嫌いなのは、〇〇ではなく〇〇の方だったのか」という好き嫌いに対する自覚が具体的にわかってくる。

 

 

好き嫌いというエンジン

「好き嫌い」は強力なエンジンになる。というのも、好きであれば、気分が乗らないときでも続けることができるからだ。そういう意味では、気分が乗らないときでも続けられるものが、好きになり得るもの、とも言える。

 

 

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きであることほど強力なエンジンはない。誰からも必要とされなくても、むしろ「やめろ」と言われても続けられるもの。呼吸と同じように自然なものだから、「やめろ」と言われても出てしまうものはしょうがない。

 

 

上手い下手抜きにした没頭である。中身が伴うには時間的な長さ、つまり続ける事が必要であり、続けるには没頭が必要なのだ。好きほど強力なエンジンは無いのである。

 

 

 


 

 

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