スマートで気持ちが伝わるお礼

2015.06.07 (日)

先日、バスの中で二人の子どもを連れたお母さんに席を譲りました。

私「お母さん、席どうぞ」

お母さん「すいません、ありがとうございます。」

で10分後に、バスから降りる際。

お母さん「すいません、お陰で助かりました。」

お礼言われたくて席を譲るわけではないんですけど、やっぱり言われると嬉しいし、譲ってよかったと思いますよね。今回私が特に嬉しかったのが、バスから降りる際に言われた「すいません、お陰で助かりました。」です。

私も子どもを抱いていて席を譲ってもらった経験があるんですが、お礼を言うタイミングは2回あると思うんです。1回目は席を譲ってもらった直後。2回目は別れ際。1回目のお礼は簡単に言うことができるんですけど、2回目の別れ際のお礼が、タイミングが難しいです。

席を譲られた方としては、「言ったいいな。でもちょっと距離が遠いしな。」とか「しつこくなるのも悪いしな。」とか考えますよね。

席を譲った方としては「あんまりお礼を言わせるのも悪いしな。」と思う一方、別れ際のお礼が無いと少し寂しい気もします。

別れ際のお礼は、その時のお互いの距離や位置、周囲の混雑具合などによってもタイミングやそもそもするべきかどうかが違ってくると思うので、難しいです。

しかし今回私がされた別れ際のお礼は、非常にスマートしつこく無く、しかも気持ちが伝わり、非常に嬉しかったです。降りる場所が同じで、相手のお母さんとは少し離れた場所に立っていて、バスの中は混雑していて、という状況でした。

スマートで気持ちが伝わるお礼を心がけたいですね。

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