子どもの素直さとは何か
素直さっていうのを説明します。
まず、自分の本音を分かっている事。これっていうのは、「素直な気持ち」とか「素直な心」なんて表現がある様に、自分の建前でなく本音が何なのかを分かっている事です。よく、周りに合わせた生活をして、それが何年も続くと、一体自分の本音が何なのか分からなくなってくると思うんですよ。
例えば戦時中が、本音とは真逆の体制下だったのだと思います。国民は戦争に突き進む政府を止めることができなかったし、政府は国民に対して戦争を賛辞させる雰囲気を全国に作ったと言います。憲兵を組織して、戦争に反対する不穏な動きを見張っていたと言います。
その結果、みんな本当に「戦争に行って敵国を撃つべきだ」とか「日本万歳」なんていう思想になったのだと思います。初めは無理矢理やらされて建前でやっていたことが、いずれどれが建前か分からない状態です。日本左隣の半島北半分の国の現状を見れば、それが分かると思います。国民は建前で生活しているので、テレビに映る人々はどこか芝居がかっていて、本音を隠している雰囲気がバリバリ出ています。
自分が本当にしたいことは何なのか。自分の本当の気持ちは何なのか。自分は本当はどう思っているのか。そんなことにフォーカスできることが、素直さの第一歩です。
次に、本音のさじ加減が分かっている事です。自分の本音が分かっていることにプラスして、そのさじ加減を分かっていなければなりません。これは、犯罪を防ぐためでもあります。いくら自分の本音に素直だからといって、犯罪に繋がる危険な気持ちを肯定するわけではありません。
人間ですので、少なからず人に対して攻撃的な気持ちは芽生えます。「なんだよムカつくなぁ、ぶん殴ってやりてぇ」と思ったとして、自分の気持ちに素直に従っていたのでは、社会の秩序がなくなってしまいます。「ぶっ殺してやりてぇ」と考えたからといって、素直な気持ちを尊重して殺人の罪を犯したのでは、社会は立ち行かなくなります。
はっきりと万人に共通の線を引くことは難しいかもしれませんが、どこかで「これ以上はだめ」っていう線を引かざるを得ないでしょう。身勝手な犯罪を防ぐためです。その線を的確に感じ取ること、微妙なさじ加減を調整できることが必要なんです。
最後に、一つの価値観に縛られない事です。自分の本音が何なのか分かっているからといって、いつまでもそれに囚われていたのでは、視野が狭いままです。広い視野で世間を見られる様になるには、相手の価値観を受け入れることも往往にしてあります。
人に自分の価値観を押し付けたり、人の価値観を否定して自分に合わせさせようとしたり、自分の価値観にこだわっていたり、そんなことは素直とは真逆の精神です。人の話を聞いて、状況に合わせて考えを変えられる人や他人に従える性格を、素直な性格、と言います。人の意見を聞くことができることも、素直さの要素の一つです。
この様に素直さとは、自分の本音を分かっている事、本音のさじ加減が分かっている事、一つの価値観に縛られない事です。考えをまとめる参考にしてください。
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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
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