非行を防ぎ、素直な子どもへ

車の社会悪の側面をなくす方法です。

前回のコラムで、車がない方が社会が回る３つの理由を書きました。

車は、交通事故を引き起こし、非行の温床になり、トラブルの原因にもなる、という意味で、社会悪の側面が強いのです。

これらを解決する方法はあるのでしょうか。車は非常に便利なものです。車は人が移動する際に、多くのメリットを提供してくれます。家に駐車場があれば駅までわざわざ行く必要がないです。家族単位の移動もプライバシーが守られて快適です。大きくて重い荷物を移動させる時など、車は貢献度が高いです。ですので、車を社会からなくすことはできないでしょう。

車を社会からなくすことなく、交通事故をなくし、非行の温床になることなく、トラブルの原因にもならない様にするにはどうすればいいのか。それは「車から人間味をなくすこと」です。

自動運転になればいいのです。車を人間が運転することなく、全て機械が合理的に操作してくれる様になれば、全て解決です。

交通事故は、人間が車を運転している限り無くなりません。「事故を起こさない様にするのが第一」とはいうものの、どうしても自身の都合が先走り、事故に対する油断が出てくるからです。

ですが、あらかじめ交通事故を起こさない運転がプログラムされた車であれば、そこに自身の都合を事故よりも優先させることはないでしょう。あらかじめ設定されたプログラムは油断することがないので、事故を起こすことが大幅に減るのです。交通事故の原因の多くは油断であり、油断がない自動運転は、交通事故を大幅に減らす手段なのです。