子どもが非行に走るのを防ぐため、社会からなくすべきものは何か

2017.07.04 (火)

子どもが非行に走らないようにするには、行動モデルを社会からなくすことです。

 

 

子どもの行動には、何事にも行動モデルがあります。例えば野球に興味がある子どもは、過去に必ず野球と接した場面があります。

 

 

親が野球をテレビで見ていて興味を持ち出したのかもしまれせん。友達に野球という遊びを教えられて、面白くてハマってしまったのかもしれません。

 

 

例えばサッカーが好きな子どもは、過去に必ずサッカーに接した場面があります。

 

 

街を歩いているうちに、サッカーの試合を街頭テレビで見たのかもしれません。サッカークラブの様子をどこかで見たのかもしれません。

 

 

同じように、非行にも行動モデルがあります。子どもの非行の行動モデルは、不良やチンピラなどです。

 

 

社会には、悪者を格好いいと思ったり、憧れの対象としたりする風潮があります。映画でもヤクザなどをヒーローとして描いた作品が多くあります。テレビをつければ、悪者ぶった芸能人がもてはやされています。

 

 

このような、悪者を格好いいとする価値観一つ一つが、子どもの非行を助長する行動モデルになるのです。本来、チンピラなどの悪者は社会悪です。社会にいれば迷惑を被る人間が多く出てきます。

 

 

子どもが行動モデルとしないよう、悪者を格好いいとする価値観を抑制しなくてはなりません。我々大人ひとり一人が気をつけて生活しなければなりません。

 

 

悪者ぶった行動、悪者ぶった服装、悪者ぶった言動、これらがワルであることをステータスとする価値観を作り上げるのです。

 

 

子どもが非行に走るのを防ぐため、社会からなくすのは、非行の行動モデルです。

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