子どもが非行に走るのを防ぐため、社会からなくすべきものは何か
子どもが非行に走らないようにするには、行動モデルを社会からなくすことです。
子どもの行動には、何事にも行動モデルがあります。例えば野球に興味がある子どもは、過去に必ず野球と接した場面があります。
親が野球をテレビで見ていて興味を持ち出したのかもしまれせん。友達に野球という遊びを教えられて、面白くてハマってしまったのかもしれません。
例えばサッカーが好きな子どもは、過去に必ずサッカーに接した場面があります。
街を歩いているうちに、サッカーの試合を街頭テレビで見たのかもしれません。サッカークラブの様子をどこかで見たのかもしれません。
同じように、非行にも行動モデルがあります。子どもの非行の行動モデルは、不良やチンピラなどです。
社会には、悪者を格好いいと思ったり、憧れの対象としたりする風潮があります。映画でもヤクザなどをヒーローとして描いた作品が多くあります。テレビをつければ、悪者ぶった芸能人がもてはやされています。
このような、悪者を格好いいとする価値観一つ一つが、子どもの非行を助長する行動モデルになるのです。本来、チンピラなどの悪者は社会悪です。社会にいれば迷惑を被る人間が多く出てきます。
子どもが行動モデルとしないよう、悪者を格好いいとする価値観を抑制しなくてはなりません。我々大人ひとり一人が気をつけて生活しなければなりません。
悪者ぶった行動、悪者ぶった服装、悪者ぶった言動、これらがワルであることをステータスとする価値観を作り上げるのです。
子どもが非行に走るのを防ぐため、社会からなくすのは、非行の行動モデルです。
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