子育てをする際に気をつけるべき、こだわってはいけないものとは

2017.02.16 (木)

謝罪にこだわってはいけません。よく「間違ったことをしたらきちんと謝ること」なんていう人を見ますが、謝罪を無理に子供に押し付けてはいけません。というのは、謝罪をうまくできる人は、大人でもほとんどいないからです。

 

確かに間違ったことをした際、謝罪をチキンとしている大人は大勢います。家でも職場でも、謝罪をしたことがある人は大勢いるはずです。

 

ですけど、それは状況が簡単な場合なはずです。「悪いのは誰」というのが明らかな場合や、上下関係がはっきりしていて誤りやすい状況があるので、多くの人は謝罪できるのです。謝罪しにくい状況で、人はそうそう謝罪できるものではありません。どっちが悪いのかわからない微妙な時や、自身のプライドに関わる時や、引っ込みのつかない時など。謝罪しにくい状況というのは、たくさんあります。

 

本当は、謝罪しにくい状況で謝罪してこそ、謝罪というものの真価が発揮できるときなのですが、なかなか謝罪というのはしにくいものなのです。

 

また、相手に無理に謝罪を求める人もいますが、あれも醜いです。相手に「謝罪するのが当たり前だろ!」なんて人をよく見ますが、謝罪にこだわることは、周りに自分を低く見られてしまいます。

 

子どもに対しても、「悪いことしたら何て言うの?」なんて無理に迫る親を見ますが、あれもよくないですね。子どもも納得できないところがあるから謝罪していないのであって、納得できなくて謝罪もできない状況というのは、そのまま大人にも当てはまります。

 

謝罪できないのは子供だけではありません。結局は、大人でもうまく謝罪できる人は多くいないのです。子どもに無理に謝罪を求めてはいけません。自分にないものを求める行為であり、子どもが混乱するだけです。

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