文系の私でも理解できた〜小学校6年間の算数が1冊でしっかりとわかる本
私はですね、根っからの文系なんですよ。どういうことかというと、「数学嫌い」「算数嫌い」が心の芯にあるんです。後ろめたさがあるっていうか、ずっと気になっているんです。数学嫌い、算数嫌いでこれまで生きてきたことが。
自分でも気づいてはいるんです、このままじゃ良くないとか。今のままでは人よりも損しているだろうなってことが。数字や科学に対する自信もないですし、自身っていう精神的なものだけじゃなく、現実的に損していることも、自分では気づいていないんですけど、あるんだと思います。
で、佐藤優さんの本を時々読むんですけど、あの人は著書の中で学校の教科書とか、それに類するものを進めるんですよ、知識の土台を作る上で必要だってことで。教科書はもちろんのこと、参考書とか、教科書的な内容のことが載っている本。
そんな佐藤優さんの影響もあって、ようやく私の算数嫌いにメスを入れる時が来たんです。小学生の頃、手のひらにトゲを刺したんです。自分で取ろうとしたんですけど、なかな取れない。面倒が嫌だったのか、怒られると思ったのか、人に言えずにずっとそのままにしてたんです。相変わらず手をついたり水で洗ったりすると、トゲが刺さっているところが痛い。目ではっきりと黒い影が見えるほど大きいトゲだったんです。
である時、なんでかは忘れましたけど、そのトゲを親に抜いてもらうことになりました。ずっと引っかかっていたトゲをようやく抜くっていう作業に似ていますね。私が算数を勉強し直すってことは。ずっと気になって引っかかっていたトゲなんです。算数嫌い、数学嫌いが。
でこの本を読んでみて、とりあえず安心しました。安堵です。何が安心安堵かって、内容を理解することができました。まあ「理解」って言ったら大げさかもしれないんですけど、とりあえず全部わかることができました。当たり前ですね、小学校の算数ですし。だけど、芯から文系の私にとっては大きなことなんです。とりあえず算数、されど算数です。
もちろん、これで算数嫌い克服のための全てが終わったわけではなく、ここが始まりです。中学数学、高校数学、と段階を上げていくつもりです。その一番始まりの部分、最も下にある土台の基礎づくりの部分を、とりあえず終えることができた、という意味での安心なんです。
さて、これで子どもの宿題を、堂々と見ることができます。後ろめたくコソコソとしている必要は無くなりました。しばらくの間は、子どもが小学校にいる間はおそらく、胸を張っていられるはずです。
まあでも、この比例とか速度とか割合とか。確かに小学校の時は、何が何だかわからないままやってきたんです。それが今の歳になって振り返ってみると、大丈夫、分かるようになっていました。「小学生の子どもの頭っていうのはなかなか不便だな」と思うと同時に「人間いつの間にか覚えているものだな」という感じです。
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