小学生のかわいさとは何か

2016.10.27 (木)

刻一刻と変わる「はかなさ」が魅力でしょう。桜ではなく、花でもなく、子どもの事です。

 

「今日の表情は明日はしてくれないかもしれない。」

「この間見た時よりもずいぶん変わっている。」

「今日この日の思い出を取っておかなければ。」

 

なんて事を思うから、みんな必死に記録に残して、その日の事を忘れないようにしているんでしょう。子どもの様子は刻一刻と変わり、その全てが魅力です。

 

子育てが「期限付き」だというのも、子どもの「はかなさ」に一層の拍車をかけます。大人もみんな、子どものときに親に対して非道い態度をとった記憶があるから、自分の子どももそうなることをわかっているから、それが子どもにとって必要なこともわかっているから、余計にかわいかったときの事をとっておこうとするんでしょう。

 

だから小学生の子どもの可愛さといったら半端ないと思います。思春期の難しい時期の前のかわいさです。

 

「もうすぐ子どもから悪態をつかれてしまう。」

「親に対して非道い態度をとる時期がもうすぐ来る。」

なんて思うから、今のかわいさをしのぶ気持ちが最高潮なんだと思います。

 

 

自分の全てと思っていた存在がなくなる。数え切れないほど過ごすはずだった一緒の時間を経験できなくなる。見るはずだった学生服、伝えておきたかった思い、想像に余りあります。

 

だけどだからと言って、大災害の中での措置について、市や県への損害賠償はあり得ない。間違った司法判断。

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