子どもが万引きしたので謝罪に行ったらお店の人、タチが悪かったんですけど
間違って認識している人もいると思うのですが、「被害者」というのは立場であって、権利ではありません。被害者と加害者は立場の違いであって、どちらが有利なわけでも不利なわけでも無いのです。
もちろん、犯罪などがあったから被害者と加害者に分かれるわけなので、それぞれに求められるものはあります。加害者が被害者よりも態度が大きかったり、反省している様子もなかったのでは元も子もありません。
しかし被害者も、加害者に対して乱暴な態度や失礼な態度をしていいのかというと、決してそうではないのです。「こっちは被害者だぞ!」という被害者の態度はその際たるものでしょう。
子どもの万引きでお店に謝罪に行き、店員さんに横柄な態度をとられた際、何でもかんでも我慢して頭を下げなければならないわけでもありません。その時の相手の態度がどうしても気に入らないなら、言い返すのも有りです。
これらを踏まえて上で、タチが悪い万引き被害者に対する理想的な謝罪の仕方はどんなものか。どのような謝罪が一番いいやり方か。矛盾しているようですが、グッとこらえて怒りをあらわにせず、表上でも反省の色を見せることです。やっつけではありますが、後々まで長引かせることなくその場で終わりにする事が大事です。
確かに言い返すことも有りですが、怒りを露わにすることにメリットはありません。その場で終わるものも終わらなくなる可能性があります。一時の感情ではなく、静かに淡々とこなすような、大人の対応が理想です。
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