私の名前は、高城 剛。住所不定、職業不明 〜 非行防止の子育てや原因・家庭環境・少年の心理を探る

2016.02.17 (水)

 

 

この本は、著者(高城剛)について書かれた本です。著者が何を考えてて、何をしていて、これからどう生きるのかについて、144個の質問に答える形式で書かれています。

 

とあるブロガーのブログに紹介されていた本だったので読んでみましたが、非常に刺激をもらいました。

 

数ページも読まないうちに、思わずいつ発売された本なのか見てしまいました。著者の考えが先進的だったのと、発売して何年も経過しているのだったら、その期間が非常にもったいなく感じたからです。

 

クリエイティブ、自由、先見性、自然、そんな言葉が当てはまる人だと思いました。

 

著者は、高いところから先の未来を見ているような考えを持っていて、大きく、大局から世の中の流れを見ているイメージを受けました。

 

以下、読書メモです。

 

あたらしいエネルギーを持った表現をするには、自分自身が変わること。考え方も生き方も住む場所さえも、なにも恐れずに変わることが、唯一確実な方法。

 

アイデアと移動距離は比例する。日常から離れれば離れるだけ、俗と欲がなくなり、自身が活性化しアイデアが湧き出す。

お金や欲望はアイデアの天敵

 

変化自在な生き様こそが、この複雑な時代を常にシンプルに生き抜くコツ

 

個人としては、いかに働かないかを考えるべき時代

 

あたらしいライフスタイル構築したい。それは政治家の仕事ではなく、今の時代は画期的アイデアを作れるクリエイターの仕事

 

最大の難関は「難しい」という自分の気分

 

クリエイティブの最大の敵は、恐れ

 

常に解答は他者ではなく自分の中にある。困難は自分の中にある答を見つける機会

 

移動しなくてはいけない時代が来る。移動生活ができない理由として、子どもがいるから、学校があるから、ということが挙げれる。むしろ逆で、子どもがいるなら、一刻も早く別の場所に移動したほうがいい。親がいまの暮らしとは違った、ここではない場所で暮らしたいと思っているのに、子どものせいにして、動かないことを押し付けるのは論外。

 

移動力を上げるには、とにかくコンパクトに暮らすこと。大所帯、もしくはしがらみが多ければ多いほど、移動はコスト的にも精神的にも大変。コンパクトに生きれば生きるほど、移動力は上がり、アイデア力も上がる。移動力が上がれば目で見ただけの情報ではなく、実態を感じることができるので、正しい判断を下し、進むべき方向を間違えない。

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