例えば非行とは何か

2018.01.07 (日)

非行は3つに分けられます。少年法では非行少年を、犯罪少年、触法少年、ぐ犯少年に分けています。

 

 

◆ 犯罪少年

 

罪を犯した(刑罰法令に触れる行為をした)、14歳以上20歳未満の少年。

 

 

例えば窃盗。物を盗むことです。人の家に入ってお金をとったり、閉店後のお店に入ってレジからお金をとったりする侵入盗。お店から商品を盗む万引き。自転車を盗む自転車盗。自動車を盗む自動車盗。駐車中の車内からお金などを盗む車上狙い。

 

 

例えば暴行。相手に暴力を振るえば暴行になります。例えば相手の胸ぐらをつかむとか、例えば相手の髪の毛を引っ張るとか、例えば相手の腕を引っ張るとか、肩を押すとか。

 

 

例えば傷害。相手に暴力を振るった結果、ケガをすれば傷害になります。例えば殴って顔にケガを負わしせたとか、倒してアスファルトに頭をぶつけてケガを負わせたとか。

 

 

例えば交通事故。相手運転手にケガを負わせるような事故を起こした場合とか。

 

 

◆ 触法少年

 

刑罰法令に触れる行為をした、14歳未満の少年。

 

 

上の犯罪少年の例を14歳未満の者が犯すと、触法少年という扱いになります。刑法上、14歳未満の者がやった行為は犯罪にはなりません。ですが何かしら処分が必要なので、触法少年という扱いです。

 

 

◆ ぐ犯少年

 

保護者の適正な監督に服しない性癖があるなど、一定の事由があって、その性格または環境から判断して、将来、罪を犯し、または刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年。「将来、犯罪をしそうな子ども」という事になります。

 

 

例えば、家に寄り付かなかったり、いかがわしい場所に出入りするようだったり、です。

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