例えば非行とは何か
非行は3つに分けられます。少年法では非行少年を、犯罪少年、触法少年、ぐ犯少年に分けています。
◆ 犯罪少年
罪を犯した(刑罰法令に触れる行為をした)、14歳以上20歳未満の少年。
例えば窃盗。物を盗むことです。人の家に入ってお金をとったり、閉店後のお店に入ってレジからお金をとったりする侵入盗。お店から商品を盗む万引き。自転車を盗む自転車盗。自動車を盗む自動車盗。駐車中の車内からお金などを盗む車上狙い。
例えば暴行。相手に暴力を振るえば暴行になります。例えば相手の胸ぐらをつかむとか、例えば相手の髪の毛を引っ張るとか、例えば相手の腕を引っ張るとか、肩を押すとか。
例えば傷害。相手に暴力を振るった結果、ケガをすれば傷害になります。例えば殴って顔にケガを負わしせたとか、倒してアスファルトに頭をぶつけてケガを負わせたとか。
例えば交通事故。相手運転手にケガを負わせるような事故を起こした場合とか。
◆ 触法少年
刑罰法令に触れる行為をした、14歳未満の少年。
上の犯罪少年の例を14歳未満の者が犯すと、触法少年という扱いになります。刑法上、14歳未満の者がやった行為は犯罪にはなりません。ですが何かしら処分が必要なので、触法少年という扱いです。
◆ ぐ犯少年
保護者の適正な監督に服しない性癖があるなど、一定の事由があって、その性格または環境から判断して、将来、罪を犯し、または刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年。「将来、犯罪をしそうな子ども」という事になります。
例えば、家に寄り付かなかったり、いかがわしい場所に出入りするようだったり、です。
関連する投稿
- 犯罪を引き起こす要因、犯罪を減らす方法
- 犯罪をなくすためにできること。犯罪を3つに分類して対処する
- 金、地位、名誉をバカにする態度。「高踏的」を紹介する
- 非行グループから息子を離したいのですが、良い方法ありませんか?
- たとえば、子どもに無理にご飯をたべさせることの功罪
現在の記事: 例えば非行とは何か