非行を防ぎ、素直な子どもへ

男の子は父親より母親が好きですよね。

去年の８月に、保育園の運動会を妻と二人で見に行きました。運動会では、園児とそれぞれの保護者が一緒にダンスを踊るプログラムがありました。本音で言えば、私は息子と一緒に踊りたかったです。が、私は妻に、長男と踊ってくるように促し、私は保護者席から出て行きませんでした。「保護者の方一名、前に出てきてください。」と放送で言われても、妻に「俺はいいから、（長男と）踊って来なよ。」と促し、私は決して動きませんでした。妻は「踊りたいんなら、踊ってくればいいのに。」と言い残し、長男と踊りに行きました。

なぜか？長男と踊りたければ踊ればいいのに、なぜ私は踊ろうとしなかったのか？それは、長男が私を拒絶するのがわかっていたからです。長男にとっては、父親よりも母親が好きです。私が踊りに出て行ったところで、拒絶されるに決まっています。それまで何回も「お母さんの方がいい。」と駄々をこねられた事があったので、もう知っているのです。

案の定、他の家庭では、前に出て行ったものの子どもから拒絶されて保護者席に帰り、お母さんとダンスを交代するお父さんの姿を見ました。お父さんがダンスをしに園庭に出て行って、子どもに「お母さんの方がいい。」と大声で拒絶され、スゴスゴとお母さんとバトンタッチをする、少し惨めなお父さんの姿が見られました。

私は「やっぱり父親が出て行ったらああなるんだよあ。」と、胸をなでおろし、「出ていかなくてよかった。」と安心しました。

子ども（特に男の子？）は父親よりも母親の方が好きですよね。