非行を防ぎ、素直な子どもへ

「非行に走る子どもにはどんな特徴があるの？」

「子どもはどんな理由で非行に走るの？」

「どんな子どもが非行に走るの？」

 

 

非行に走る子どもの特徴は、自己中です。非行に限ったことではありません。犯罪者、不良、チンピラ、それらに共通するものを何かと言われれば、それは「自己中」という言葉を私はあげます。子どもの非行の特徴は、この自己中のみです。

 

 

ですがこの「自己中」を表現できる言葉は、これのみではありません。見る角度、切り口、どの方向から考えるか、によって色々な表現が出てくると思います。だから特徴は一つではないようにも思えます。が、「根本にあるものは何か」と考えると、私はこの「自己中」っていう言葉がぴったりと当てはまると考えているのです。

 

 

ドロボーは、物やお金を取られた被害者のことを深く考えません。自分の都合を一番に考えるのです。喧嘩で人を殴るような人間も、相手の頭の中にまで想像力が及びません。違う価値観を持つ相手と競争してしまって、「自分の価値観の方が上だ」のような考えになるのです。オレオレ詐欺の犯人も自己中です。自分たちにもおじいちゃんおばあちゃんがいるだろうに、それでも他人のおじいちゃんやおばあちゃんを騙そうとするのです。

 

 

頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

で、子どもが自己中になるということは、おそらくその子どもの周りに自己中な人間がいる、ということでしょう。特に影響の大きい人間が自己中だった、ということではないでしょうか。

 

 

非行の原因については、特定するのは難しいでしょう。変数が多すぎる、ということです。子どもでもそれなりに人生を歩んできて、関わってきた、関わっている人間はかなりの人数です。その中から原因を探るのは、あてずっぽうに近いものがあります。

 

 

ですので、考えるべきは「これからどうするか」です。「子どもが非行に走らないように、これからどうするか」「子どもが非行から立ち直るように、これからどうするか」を考えるのがいいと思います。

 

 

で、それは自己中の反対側に行けばいいわけです。非行とは自己中の塊なので、自己中でなくなれば、非行に走ることも無くなるのではないでしょうか。自己中の反対側は、素直とか、優しさとか、寛容さ、と呼ばれるものです。その身につけ方については、下記のセミナーをご覧ください。

 

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「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

 

 

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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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