子どもを非行に走らせないために、特に男親がとるべき態度とは

2016.04.30 (土)

男親は、子どもとどういう関係でなければならないのか。おそらく、親からの立場で言えば「全然怒らない」くらいが丁度いいんだと思います。

 

先日、商業施設で未就学〜小学校低学年くらいの女の子を叱っているお父さんを見かけました。あれはつらい。叱られている子どもの立場を考えると、こっちもつらくなります。

 

たぶん、あのお父さんもスイッチが入ってしまったんだと思います。父親だって、子どもを相手に怒ることが本当はよくないことは知っています。だけど、その瞬間が来ると瞬時に怒ることを正当化してしまう。「ここは怒るところだ」「これはしつけだ」「ここで怒れば、娘がよくなる」「これは怒るではなく、叱るだ」。

 

だけどそれは、父親が怒る自分にもっともらしい理由をつけて、正当化しているだけでしかありません。怒るのは精神的に弱いからであって、余裕がないんです。忍耐がなくて、行きづまった末の感情です。

 

特に子どもに対しては、こらえるべきです。ぐっとこらえる。それまでの人生で培った精神力を使うべき所です。自分の人生経験の全てをかけるべきは、怒りを抑えることです。

 

子どもは言いやすい。怒りや叱りを向けやすい対象であることを理解すべきです。自分(親)の方が体の大きさはもちろん、口も達者だし、社会だって知っています。子どもは圧倒的に不利な立場。その上に怒られたり叱られたりはひどすぎます。

 

父親は怒らない方がいい。そうでなくても、男親には女親にはない圧力があります。実際に言葉にださなくても、行動にださなくても、威圧感なりが感じられます。子どももそれを敏感に感じます。それで十分。わざわざ手や口を出すまでもありません。

 

 

子どもが笑顔でいるような将来のヴィジョンがあって、そこまでの過程に怒りや叱りが入る余地はありません。そんなことは直感でわかります。

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