ケンカの際にどのように対処するべきか

2017.07.22 (土)

ケンカをしたことがあるでしょうか。口だけの言い合いではなく、体を張ったケンカです。殴り合う、取っ組み合うのケンカです。格闘技や武道の練習や試合はあらかじめ準備できますが、路上で起きるものには準備ができません。こちらの状況などお構いなしに突然始まります。

 

 

原因

 

 

多くのケンカの原因は、交通トラブルから生まれます。車というのは、人間のエゴを前面に出してしまうものなのです。発端はくだらない内容が実に多いです。「どっちが先に駐車場に入る」「あおった、あおられた」「割り込んだ、割り込まれた」などです。

 

 

面白いことに「男性の8割は、自分は周りよりも運転がうまいと思っている」らしいです。そんなことだから社会からトラブルが消えないんですよね。「自分の方に優先権がある」と思ってしまうのでしょう。「相手よりも自分がどうだ」とか関係なく穏やかに生活できればいいんですが。

 

 

 

交通トラブルから実際のケンカへ発展する場面がよくあるんです。交通トラブルの段階では、まだお互いに車の中にいる状態です。この段階は、多くの人が経験あると思います。ですがここから車の外に出て行ってしまうのが男という生き物です。

 

 

間合い

 

 

格闘技や武道の練習や試合と違って、あらかじめ構えることができないのが、ケンカのよくない所です。半身になって、足を肩幅、腰を落として、若干前かがみ、手をやや上げて。なんて路上では、なかなかできません。恥ずかしさがあるからです。

 

 

お互いに「どこまでするんだろう」と思っているから、なかなか構えるまでできないのです。ですが見極めも重要で、「こいつはガチだ」と思ったなら構えなければ対応できなくなります。

 

 

相手がまだ手が届かないような遠くにいる場合はまだ構えなくてもいいのです。手が届くような間合いになったら、せめて半身になるなど、しなければならないでしょう。

 

 

相手と距離を取るために、歩いたり、会話したりする必要は出てきます。

 

 

よけ方

 

 

実際に殴られそうになったら、よけようとしなければなりません。少しでもずらせばいいのです。ジャストミートしなければそれほどダメージありません。格闘技や武道の練習や試合と違って、ケンカは相手とわざわざ向かい合う必要はないものです。

 

 

歩いて距離をとったり、正面を避けたり。それと上半身を思い切りひねれば、意外と相手の拳は当たらないものです。バットや棒で殴られそうになった場合も同じです。ミートしなければ致命傷にはなりません。しかるべき部分が、しかるべき距離の時に、しかるべきスピードで当たらなければ、それほどダメージはないでしょう。

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