非行の原因・集団心理に落ち入らないために必要なものは何か

2017.03.02 (木)

子どもの非行の原因に集団心理があります。これは人間が複数集まることによって気が大きくなるものです。子どもに限らず大人も複数集まると、集団心理に落ち入りやすくなります。一人ではなく集団になるので、個人を特定するのが難しくなり、気分が高揚するのも手伝って犯罪を犯しやすくなるのです。

 

普段は悪いことをしないような素直な子どもが、友達と遊びに行った際に万引きして捕まるのも、集団の中で気が大きくなったり気分が高揚することで説明できます。一人では悪いことをする勇気がなくても、集団になるとやりたくなるのです。騒いで気分が高揚するし、友達の目があるので悪いところを見せたい・悪いことが自分もできる所を見せたい心理があるのです。

 

集団心理に落ち入らないようするにはリーダーシップが必要です。集団の中にいても一歩引いた視点で自分を見つめる目。複数人で一緒に行動していても、その中に埋もれずに個の自分を意識できる目です。

 

集団に流されずに自分を保っていられる勇気。それと集団を楽な方・気が向いた方に向かわせることなく統率し、それでいて自分もうまく立ち回れるコミュニケーション力、などが求められるのです。

 

子どもに倫理観を育んでも、それをうまく社会の中で保ち続けるには、対外的な強さ・うまさがなくてはなりません。集団という社会の中にあっては、リーダーシップがなければ倫理観はすぐに打ち砕かれてしまいます。

 

集団心理に落ち入らないようにするには、集団の中に埋もれずにうまく統率できるリーダーシップが必要なのです。

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