子育てにおいて、テレビを見ない生活はどんなものなのか

2016.10.22 (土)

テレビを見ない生活をしています。我が家にあった唯一のテレビは、一ヶ月より少し前に親せきにゆずりました。捨てるつもりだったのですが、親せきが「捨てるくらいなら」と言うので、ゆずりました。

 

メリット

 

一日の時間が長く感じられます。今までのテレビを見ていた時間が消えたので、その分の時間が増えました。「まだこんな時間なんだ」と、時間の流れをゆっくりと感じられる瞬間があります。

 

子どもが本を読むようになりました。家の中で何か遊ぼうとする際の、読書の優先順位が上がったのだと思います。「子どもはテレビより読書!」という立場ではありませんが、なんとなく喜ばしいことです。

 

部屋が広くなりました。物理的にと心理的にです。まず物理的にですが、テレビがなくなったことで、その分のスペースができました。テレビはテレビの後ろ側も含めて、かなりのデッドスペースがありました。次に精神的にですが、圧迫感がなくなりました。テレビはあるだけでかなりの存在感を放っていたようです。

 

デメリット

 

子どもに申し訳ない気持ちです。仮面ライダーやらワンピースやらイッテQやら、すべて私が取り払ってしまいました。楽しみにしていたのだと思います。親のエゴ、自己満で取り払いました。一見、そんなにダメージは無い様に見えますが、実際はどうでしょう。

 

子どもの友人関係が心配です。いわゆる、テレビの話題に入れなくて将来、仲間はずれにならないかです。「そんなことでメゲる息子ではない。うまく立ち回るさ」と無理に思っています。「テレビなど取るに足らないくらい、他に夢中になれるものを見つけて欲しい」とも思います。

 

災害時に不安です。台風情報や地震速報や大雨速報が気になります。ラジオやインターネットだけでは不安です。ラジオでは視覚的な情報を得られないので、「今後の台風の進路」などがいまいち掴みづらいです。インターネットも速報性が信用できませんし、「WiFiが繋がらなくなったら」と思うと不安です。

総括

私はテレビを外して大成功だったと思います。確かに元々私自身、テレビを見る方ではありませんでした。が、テレビが好きだった家族も、テレビがない生活にそんなに不便を感じている風ではないですし。不安もありましたが、「えいや!」と取っ払って見ると、それはそれでどうにでもなるのかなと。子どもが本に目覚めてくれて嬉しいですし。

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