子どもが家の中で虚勢を張って暴れて困る〜内弁慶タイプの非行を防ぐ方法とは

2017.11.20 (月)

「17歳にもなった子どもが、家の中で暴れて困る。

 

 

通っていた高校を辞めてしまった息子がいる。家の中ですぐに母親の私や祖父母に突っかかって、生意気な口の聞き方をする。虚勢をはって、家族でいる時だけは威張っている。家の中で1日のほとんどを過ごすようになってしまって、将来が不安。」

 

 

引きこもりになって自分の部屋からで来なかったり、何もかもうまくいかないと臆病な態度を表立って表していないだけ、まだマシだと言えます。虚勢をはってでも空威張りをする元気があるのなら、そのエネルギーをうまく自立の方向へ向けてやりたいところです。

 

 

家の中でだけはっきする空威張りのエネルギーを、どのように外にむけるかです。子育ての目標としては、最終的には子どもが仕事を持って自分で食べていけるようにすることです。ですが最初から「働け」と言ったところで反発するだけでしょう。

 

 

低いステップから背中を押し、少しずつステップを上げて行くのがいいと思います。家の外の社会における経験が少なく、社会に出るのが怖いからです。。子どもが興味を持てる範囲で、初めは拘束時間を短くして働くことの経験を積ませるのがいいでしょう。

 

 

働く経験を少しずつ積み重ねることによって、働くことへの恐怖がなくなるはずです。家の外で活動する経験、社会に貢献できる喜び、チャレンジをこなす達成感を、徐々に身につけさせ、意識を家の外に向けましょう。

 

 

周りの家族の心構えとしては、焦らないことです。本人も自分の未熟さを感じているが故に内弁慶になるのだと思います。働かせようとして焦って、背中を無理に押そうとしても前進はしません。あと1〜2年もすれば自身を客観的に見る目ができます。その時には内弁慶も終わるでしょう。

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