非行少年のウソにだまされない方法とは(その1)
非行少年というのはウソをつきます。当たり前のようにウソをつきます。どのくらいウソをつくかというと、話がウソから始まってウソで終わる程です。
特に中学生くらいの年の生意気な子どもは、ウソをつくのが当たり前です。本心や事実を言うことは滅多にありません。例えば、大人だったら下手なウソはつこうとしません。ウソはウソだとわからないように、巧妙にウソをつこうとします。ついたウソがウソだとわからないように、話の流れを作ろうとします。
しかし、中学生くらいの年の子は、簡単にバレるようなウソも平気で言います。ウソのせいで話に矛盾が出てきても、「だって本当の事なんだからしょうがねぇじゃん。」と言えば済むと思っているのです。
確かに非行少年からウソをつかれても、ウソを見破って反論したりせず、そのまま話を続けることもあります。その非行少年との関係をこじらせないために、「それは違うだろう」「ウソだろう」などとウソを指摘せず、そのまま話を流す時もあります。
しかし、事実関係を確認するときなど、本当のことを聞かなければならない場合もあります。相手がいる場合など、「実際、何があったのか。」を聞かなければならない状況というのは往々にしてあるのです。
そのような時に、非行少年にウソをつかれてだまされない方法です。非行少年のウソにだまされない方法は、「いかに違和感をくみとるか」です。
非行少年から話を聞いているときはウソだとわからなくても、後になって「あの話、ウソだったのかよ。」となる場合があります。そうならないために、非行少年から話を聞いているそのときに、ウソだとわかる事が肝心です。
ウソの話というのは、やはりどこかに違和感があります。非行少年と話をしていると違和感を一瞬、感じるときがあります。その違和感をいかにくみとるかが重要なのだと思います。
(続く)
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