許すことができない、子どもの非行とは
男性的価値観とは
社会に必要なのは、男性的価値観をなくすことです。男性的価値観とは、悪者を格好いいと感じる価値観、ワルであることにステータスを感じる価値観です。
二種類の非行とは
社会にとって悪なのは、同情する余地のない非行です。例えば非行にも、同情することができるものと同情することができないものがあります。同情することができる非行の代表的なものは貧困です。
家にお金がなくて空腹に耐えかね、食べ物を万引きする子どもにあっては、その子どもばかりを責めることはできません。その様な家に生まれた子どもに罪はありません。「そのような家に生まれてかわいそうだ」とか「お金がないのでは、仕方ないね」と思うことができます。
同情することができない非行とは
ですが、同情することができない非行をする者は底辺の存在です。自分の欲望をコントロールできず、落ち度のない周りの人間を不幸にする輩です。
もしこのような輩に、「欲をコントロールする力がないから非行に走った」というのであれば、まだ同情の余地があります。なぜなら欲のコントロールを学び育む環境に生まれなかったこと自体には同情の余地を感じるからです。
もっとも許すことができない非行は、「周りに迷惑を掛けている自分が格好いい」と思っている輩の非行です。人に迷惑を描けることに「強さ」にも似たステータスを感じている輩の非行が、見ていてタチが悪いのです。
バイクでの暴走行為に憧れたり、下品な手段で目立とうとしたり、威圧的な態度に男を感じたり。このような同情する余地のない非行こそが、許すことができない非行なのです。
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