非行を防ぎ、素直な子どもへ

子どもの非行の兆しで悩んでいるときは、相談する勇気を持つことが大事です。なぜかというと、人に相談する事は得るものが大きい割に、なかなかすることができない人が多いからです。

確かに家族の事について人に相談する事は、ハードルが高いです。相談とは言わば弱みを人に語ることになります。自分の弱み、自分の家族の弱みを人に話すことは、自身の弱みを認めることにもなるので、そう簡単に話せるものでは無いのもわかります。

しかし、実際に相談して失うものがあるわけでもありません。失うのは若干のプライドだけです。失うもの以上に得るものは大きいはずです。

例え相談相手から身のあるアドバイスをもらえなかったとしても、相手の話しはアナタの考えを整理し、思考を刺激するはずです。相談すれば、する前よりも不安の形がはっきりとしてくるはずです。

自分の中でもんもんとしていては堂々巡りで終わります。不安は、人に話して初めて陽の目を見ることができます。人に話して初めて悩むことの意味が出てくるのです。

相談すれば、次のステップか見えてきます。それは、一人で悩んでいてはなかなか見つけられないステップです。人に話してみてはじめて、自身の立ち位置がわかってくるのです。うまくいけば向かうべき方向も見えてきます。一人で悩んでいては、立ち位置すらわからないままでしょう。

子どもの非行の兆しで悩んでいる時こそ、勇気を持って人に相談してみるべきなのです。