21世紀の英会話 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー
先日、「英語の話し方」という本についてのレビューを書きました。英文の朗読の繰り返しなど、「英語の習得に楽な道はない」という内容でしたが、それとは対照的な、今の時代の英語習得を紹介している本です。
日本人が英語を学ぶのに有利な条件がそろった時代に、効率的に「使える英語」を身につけるにはどうしたらいいのか?をテーマに、その答えについて書かれています。
著者は英語を学ぶ方法を二つ、あげています。「オンライン英会話」と「フィリピンへの英語留学」です
まず、スカイプなどを使ったオンライン英会話の主流は「講師はフィリピン人」「オールマンツーマン」「1レッスン25分間」「1レッスン100〜500円前後」というスタイルだそうです。
気軽に、コストをかけず、毎日のように継続できることが、オンライン英会話の特徴です。
オンライン英会話を受けるにあたっての不安は、講師選びだそうです。英語を教育学を大学で専攻していた。英語教師としての何らかの資格を持っている。ことがポイントになるそうです。
次に、フィリピンへの英語留学は、オンライン英会話を10倍濃縮させた内容だとしています。フィリピン留学は、短期で1週間のコースからあります。
フィリピン留学のメリットはコストの安さです。1日4〜6時間のマンツーマンレッスンに無料のグループクラスが1〜2時間程度用意され、寮の滞在費、1日3食まですべて込みで1ヶ月10万円〜15万円だそうです。
フィリピンへの英語留学は、セブ島一択だそうです。日本からの留学生は現在、9割がセブ島の学校を選んでいるそうです。これは治安の良さ、学校選択の多さ、生活の場としてのバランスの良さが理由のようです。
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