僕は君たちに武器を配りたい 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー

2017.06.28 (水)

 

 

以前「ミライの授業」の書評を書いたのですが、その時の著者の本をもっと読みたくて、今回は「僕は君たちに武器を配りたい」です。

 

 

「ミライの授業」でも感銘を受けたのですが、世の中はすごいですね。こんなにもすごい本を書ける人がいる。納得できて、わかりやすくて、勇気を得られる。

 

 

「自分も動かなきゃ」「自分の道は間違っていない」と思えると同時に、新しいアイディアを得ることができました。背中を押してもらえる感じで、本書は私にとって非常に励みになります。

 

 

第2章では「本物の資本主義」について語られており、非常に勉強になります。ずっとモヤモヤしていたことが晴れる様です。資本主義の歴史、本来の基本である資本主義、今の日本の資本主義などについて書かれています。

 

 

起業や投資についても書かれていますが、これらもとても納得できるものです。芯を抑えつつ、けれど見逃されがちな考えについて、書かれています。

 

 

特にアイディアをもらえたのは「将来その会社を叩き潰すために就職する」「働く業界でビジネスチャンスを発見」の部分です。自分のモヤモヤを、より形あるものにできました。

 

 

読書とはこの様な出会いがあるから素晴らしいですね。本書の様に内容の濃いエネルギーが詰まっている「本」というのは、社会で生きていく上でいい武器です。

 

 

本書でも感銘を受けて、ネットで著者のことを調べてみたのですが、著者のインタビューは言っていることがどれも「納得できて、わかりやすくて、勇気をもらえる」ものでした。この様な方には一度会って話をしてみたいですね。

 

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