テーマ「抽象的ブックレビュー」の投稿一覧

どうしてその行為が処罰されるのか。「倫理違反」と「法益侵害」という理由2つ〜刑法入門

2020.12.14 (月)

「どうして処罰されるんだ。何も悪いことなんかしていないのに!」     なんてことを警察官をやっているとよく言われる。これっていうのは、いきなり王手を掛けた時なんかによく言われる。警察官が犯人を捕まえ … 続きを読む»

赤と白でどちらが優れているのか。価値観の違いは本当だろうか〜わかりたいあなたのための現代思想

2020.12.10 (木)

    運動会を思い出してほしい。     小学校の頃の運動会。誰もが白組と赤組に別れた記憶があるだろう。その時に、赤組と白組でどちらが良かっただろうか。赤色と白色でどちらが良かっ … 続きを読む»

「筒井康隆の共感」というエンジン。創作活動最大の不安が軽減する〜創作活動の極意と掟

2020.12.08 (火)

  「共感」という言葉があるけれど、される側にとって、これほど心強いものはない。     人は常に不安と隣り合わせで生活している。堂々と胸を張って、100パーセントの自信満々で前へ進んでいる … 続きを読む»

ひねり出された著者の素。文字が1つずつ無くなっていく世界〜残像に口紅を

2020.12.07 (月)

    なるほど。噂の「文字が1つずつ無くなっていく世界」の話を読んだ。     筒井康隆の作品で、文字が1つずつ無くなっていく世界のお話、というのは聞いたことがあった。で、この間 … 続きを読む»

「国語は論理力」と言えど、そこまでガチガチな論理ではない〜小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本

2020.12.05 (土)

  読解問題と記述問題、両方で発見があったので記しておきたい。     ちなみにこの本は パート1 読解問題 パート2 記述問題 パート3 作文問題 パート4 過程で教える作文トレーニング … 続きを読む»

トラブル製造装置としての法律。法律や規則の負の面2つ〜あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン

2020.11.30 (月)

  この本も面白かった。     1つ前に読んだ「科学をかたるとはどういうことか」も面白かったけど、この本も同じように哲学関係の本。よかった。やっぱりこれまでにない視点っていうのは、本を読む … 続きを読む»

哲学を外から見るとどう見えるのか〜科学を語るとはどういうことか

2020.11.23 (月)

    面白かった。     哲学に対するモヤモヤを綺麗サッパリに吹き飛ばしてくれる本だった。「やっぱりそういうところ、疑問に思っていていいのね」と、普段の自分を許せるようになった … 続きを読む»

ビルが倒壊するような不安。心理描写の妙〜リアル15巻

2020.11.22 (日)

「リアル」の15巻、面白かった。     何が面白かったかって言うと、高橋が車椅子利用者になってはじめてシュートを打つシーンが面白かった。ゾワッと来ました。     高橋っていうの … 続きを読む»

興味が拡散する。エニグマからアラン・チューリングへ〜暗号解読

2020.11.21 (土)

  別の視点というのは、僕たちに面白みを与えてくれる。一般的に知られている視点とは一歩ずれた視点だ。     たとえばアマゾンで検索して見るだけで、歴史に対するオリジナルの視点を持った本が多 … 続きを読む»

女性は男性が守るものという痴漢的解釈〜痴漢外来ー性犯罪と闘う科学

2020.11.19 (木)

  面白いエピソードが載っていた。     男性と女性との、ジェンダーに対する意識の違いが表現されているエピソード。これを著者は、「性における男性中心主義」と呼んでいる。   &n … 続きを読む»

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