どんな人を正す事ができるのか

2018.05.11 (金)

警察の仕事をとおして、私が多くの犯罪者や不良と接してきました。このような者たちにも、いろいろなタイプがあります。ひとくくりに「非行少年」や「ワル者」と言っても、その中にも多種多様な人間たちがいるのです。

 

 

中には人間として間違ってはいない人もいます。しっかりした考えを持っており、しかし環境が環境だけに、仕方なく法に触れる行為をしたという者です。例えば、母親の圧迫に長年にわたって耐えてきて、ある日に溜まっていたうっぷんが爆発した、という人もいました。

 

 

万引きして捕まった者とも多数、接してきましたが、中には普段は誠実であろう事が容易に想像がつく振る舞いの人もいました。まとめて「犯罪者」ではありますが、それに含まれるのは、真に悪者ばかりではないのです。

 

 

では、真に悪者とはどんな者でしょうか。私が「この人間の考えを直したい」と思うような、犯罪者、不良、非行少年とは、どんな人たちでしょうか。それは、自己中な者です。周りの価値観や意見に耳を傾けず、自分の利益だけを考えて物事を正当化しようとする人間です。

 

 

狭い自分の考えから抜け出せず、柔軟に物事を捉える事ができません。自分以外の考えがあることを理解できておらず、状況を俯瞰的に見る目を持たないのです。

 

 

私が「改善が必要だ」とか「正さなきゃ」と思うのは、自己中な価値観にとらわれている者たちです。たとえ非行に走っても、不良行為をしても、自己中でなければ、将来どうなるかはわかりません。良い方向に転ぶか悪い方向に転ぶかは、将来になって見なくてはわからないのです。

 

 

改善すべきは、自己中なのです。

 

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぎための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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