子どもを怒らないシンプルな方法・アンガーマネジメントとは

2018.01.04 (木)

子どもを怒らないシンプルな方法を、本「嫌われる勇気」からご紹介します。以前、コラムで取り上げた本です。

 

 

あなたにも子どもの時に親から怒られた記憶、あると思います。子どもにとって親は絶対に逆らえない存在。子どもの時に親から怒られた記憶は、とても重いものとして記憶されます。

 

 

ですから子どもができた際に、あなたは「我が子には絶対に怒らない様にしよう」という誓いを立てたかもしれません。

 

 

世間では「怒ることは子どもにとって悪影響でしかない」という論調が主流です。怒りでもって、嫌がる子どもをコントロールすることと、子どもが主体的に取り掛かることでは、子どもにとっても習熟度が違います。子どもが自ら主体的に取り組むことの方が、圧倒的にパフォーマンスが高いからです。

 

 

ですが、実際に子どもを怒らないで子育てするなんて、できる人は少数派。あなたにも、言うことを聞いてくれない子どもを怒りでコントロールしようとした経験があると思います。

 

 

そこで今回は子どもを怒らないシンプルな方法を、本「嫌われる勇気」からご紹介します。

 

 

この方法は、物事を方法論で考えるというものです。例えば、子どもが年下の兄弟に対して意地悪しているのをあなたが見て、その行為を怒ったとします。あなたは「意地悪な行いを見て、ついつい怒りが込み上げてきてカッとなった」と言うでしょう。

 

 

ですが、本当に「カッとなったから怒った」のでしょうか。あなたには「子どもを屈服させる」という目的があったから「怒り」と言う感情を持ってきたのではないでしょうか。

 

 

「カッとなったから怒った」と言う原因論に対して、「子どもを屈服させるために怒りを持ち出した」と言う方法論です。

 

 

本来「怒り」と言うのは出し入れ可能な感情なのです。

 

 

例えばあなたが子どもを怒っている際に、仲のいい友人から電話が掛かってきたとします。あなたは電話の相手に対して、自分が子どもを怒っていることを知られたくありません。あなたはそれまで使っていた怒鳴り声を抑え、他所用の声で話をするはずです。そして電話が終わると同時に、また怒鳴り声に戻るでしょう。

 

 

「子どもを自分の思う通りにコントロールしたい」「相手を屈服させたい」「自分の優位を示したい」と思うから、怒りの感情を出してきて利用するのです。

 

 

この方法論という考えが頭にあれば、「ついカッとなって」という言い訳は通用しなくなります。子どもを怒る自分を想像すれば、いかに自分が「ついカッとなって」という原因論をいい様に使っていたかがわかると思います。冷静な目でそれまでの自分を振り返れば、子どもを怒っていた自分自身を改められるとはずです。

 

 

いかがでしたか?私はこの考えを読んで、だいぶ怒りに対する考え方が変わりました。あなたも自身の、子どもを怒ることに対する考えを改められると思います。参考にしてくださいね。

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